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【目からウロコ!?】起業に必要なもの、逆に必要の無いもの。

橋本荘一朗
これまで様々な分野で16社を設立し、セールスプロモーションの会社で年商50億円を達成した僕が、独立・起業、転職を応援・勧めるブログです。今回は起業する際に必要なもの、必要ではないものについて記事にします。
悩み人
起業家になるのが夢です。
具体的に起業するには何が必要でしょうか?
バブル崩壊依頼、一度も好景気になっていない日本。
就職や転職も一部氷河期。
いっそのこと独立・起業してみようと思う人も多いと思います。
ネットで「独立・起業」などで検索すると、やれ法務局でどうのこうの、手続きがどうのこうのという事務的なものから
人脈や資金はあるか?アイディアはあるか?などいろいろな情報があります。
今回はこれまでの僕の経験から、起業に必要なものと逆に必要でないものをわかりやすく記事にします。
意外なものが実は必要ないんです!

以前は必ず必要だったもの6つ

 

ちょっと前まで、具体的には5年〜10年くらい前まで必要だったものを書いて、比べてみようと思います。

 

固定電話(ビジネスフォン)のリース
これは常識でしたね。名刺に書いてある番号が市外局番のない携帯電話番号だったりすると、名刺を交換した相手の表情が明らかに変わりました。
「会社?法人?・・・・それとも個人?フリー?」のような怪しげな顔をされます(笑)。
ですので、NTTに回線を申し込んで、ビジネスフォンをリースしていました。これは台数によりますが、月額数万円だったと思います。
ちなみにリースとレンタルの違いは、リースは「長期」、レンタルは「短期」です。
FAXとコピー機の複合機のリース
これも必需品でした。コピー機の代わりにインクジェットプリンターなどで代用しているベンチャーもたくさんありましたが、とにかく出力量がたくさん必要な場合は当然間に合わないので、
これらもビジネスフォンと一緒にリースを組むのが一般的でした。ちなみにコピー機の複合機は購入すると100万円以上したと思います。
事務所
ビジネスフォンとコピー複合機をリースしたら当然それを設置する事務所が必要になってきます。
不動産屋のウェブサイトで物件を探して内見し申し込むのですが、独立初期に申し込むワンルームマンションとかでは、
「不特定多数の人が出入りする」ということで、結構審査が通りにくかったことがよくありました。
法人用の物件だと保証金が10ヶ月という、なんの根拠で10ヶ月なのかわかりませんでした。
経理・事務などの社員
起業したての社長はある意味スーパーマンでなければなりません。営業も一人でこなし、実作業も行い、決算書に目を通し、クライアントを増やしていかなければなりません。
そうすると、領収書の処理や振り込み作業などの業務をやってくれる従業員がいるととても楽でたすかります。
アイディア
よく「アイディアもないのに起業できない」と二言目には言われました。
○○というアイディアを思いついたから起業しよう」と誰かに話すと
「もう誰々がやっているよ」 「すでにあるよ」
と言われたものです。そう、起業=アイディア みたいなところはありました。
昔、日本テレビ系列で放送されていた「マネーの虎」が実にそのままでしたね。
「NOマネーでフィニッシュです」という吉田栄作のお決まりの言葉が有名でした(笑)
YouTubeで検索するとたくさん出てきます。
概ね、このようなものが必要でしたね。
では、これらのうち、今必要なのは?

これ、起業に必要?

先に掲出した項目をベースに見てみましょう。

固定電話(ビジネスフォン)のリース → 全く必要ありません。
以前まで必要だったビジネスフォン、これ必要ありません。
これはクラウドPBXというシステムを使います。僕が使っているのはMOTフォンというものですが、これは端的に言うと市外局番の固定電話番号をスマホで持ち出せるというすぐれものです。
これを使うと外出してるときでも、会社宛ての電話がかかってきた際に、自分のスマホに着信が入ることです。さらに優れているのは、スマホから市外局番の固定電話番号で発信できることです。
これによって、「電話に出られない」ということがなくなります。
なおかつ、これまでのビジネスフォンと比べて導入費用が格段に安く、スモールオフィスでも年間に数十万円をシェイプすることができます。
これは100%活用するしか無いですね!便利になって安くなる。Wow ファンタスティック!
FAXとコピー機の複合機のリース → 全く必要ありません。
これも全く必要ありません。
A4サイズのカラーレーザー複合機で十分対応できると思います。もちろん、コピー、FAX、スキャナー機能です。
サイズですが、B5サイズは全く需要ありません。A3サイズは一部の業界でまだ使っていますが、
一般的にはほぼ需要ありません。もしどうしてもこのサイズが必要であれば、
その時だけコンビニやキンコーズのような出力サービスを利用するのが良いと思います
僕は様々なレビューを熟読して、Brotherの複合機 MFC-L3770CDWを購入しました。
4万円ですので、間違いなく昨年のベストバイでした。他の機種とも比べて印刷速度、品質、コスパもひとつ上だと思います。
フルカラーが必要ないひとはこちらのモノクロバージョンもおすすめです。約2万円です。
brother プリンタ複合機
5.0

ブラザー レーザープリンター複合機

A4フルカラー対応、FAX、スキャナー、両面印刷、無線LAN対応。
圧倒的コストパフォーマンスを実現するブラザーのレーザープリンタ複合機。さらに省スペースで場所を取らないのでSOHOでは最高のパフォーマンスを実現しています。また本体の操作パネルはフルカラー液晶で直感的にシンプルに操作できます。このスペックで4万円前半は満足度がかなり高いと思います。

これの導入により、以前から使っていた大型の複合機は処分し、それによって必要なリース費用やメンテナンス費用も必要なくなりました。
これも最高ですね!
事務所 → 必要ありません。
固定電話の必要性がなくなると、事務所を必要とする理由も半減します。
事務所を自社商品のShow roomにも使うという場合や自分でオン・オフの切り替えが上手く出来ないという人は事務所は必要かもしれませんが、
それ以外は必要ないかもしれませんね。
ここで得られるメリットは大きく以下の3つです。
・毎朝 毎晩の通勤をしなくて良い。
・交通費を節約できる。
・事務所設立経費と維持費がかからない
特に、通勤がなくなればその分の時間を有効活用できます。仮にドアツードアで片道1時間だとすれば月間で44時間、日中の稼働時間で考えれば約5日間プラスになります。
5日間も得するってすごくないですか?
簡易的なオフィスが必要というかたは、シェア型のコワーキングスペースをおすすめします。
理由は、自分の必要スペースに合わせて最低限のコストしかかからないこと、

このあたりはシェアハウスみたいな感覚ですね。

橋本荘一朗
同じような人があつまるコワーキングスペースは、思わぬところでコラボが生まれる楽しさもありますよ!
ハブスペ
4.1

【賃貸を探すような感覚でオフィスが探せる】
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また、初期は固定経費をなるべく節約したほうがよいので、その意味でも大きいですね。
以前僕が利用した時に思ったのは、コスト以上のメリットとして、同じ志をもった人がいるという感覚で、
決してアウェイな感覚ではなく、同志的な感覚の人がたくさんいたので心細くはなかったですね(笑)
事務所は会社自体が大きくなってからヤドカリのようにその時の規模に合わせて柔軟に考えていけば良いと思います。
経理・事務などの社員 → 創業初期は必要ありません。税理士に外注がベスト。
創業時には必ずしも必要ないと思います。確かに庶務も大事ですが、それより大事なのは初期のコストをなるべくかけないことです。
もちろん会社の出納が大きくなったときは専任を雇ったほうが良いと思いますが、初期の段階では税理士さんにスポットで外注したほうがコスト的にも精度的にも良いと思います。
人を雇うと、単純に給与の他に、交通費や諸経費、場所など様々な付帯経費が必要になってきます。
これらをセーブする意味でも創業初期の出納が少ないときは、自分で処理するか、税理士さんに外注するのがベストです。
アイディア → 必ずしも必要ではありません。
人がやっていない、誰も気づいたいないアイディア。
そんなもの滅多に湧いてくるものでもありません(笑)
時間をかけて『これだ!』と思えるビジネスアイディアを思いついたとしても、案外どこかですでに誰かがやっている場合が多いですね(笑)
そうすると、どういうことかというと
特異なアイディアを考えている時間があれば、現在成功しているビジネスモデルを模倣するプランを考えたほうが100倍良いと思います。
悩み人
模倣というと、マネをするということ?
橋本荘一朗
そうです。すでに成功しているという実績があるので、少しアレンジを加えて模倣するのが良いと思います。牛丼の松屋がわかりやすいですね。

 

日本で牛丼チェーンのフロンティアは吉野家です。その吉野家の成功スタイルを模倣して、同じ価格でサラダと味噌汁を加えてサービスをしたら、大ヒットしました。

同じような例はたくさんあります。ゼロからアイディアを考えるより、成功している分野のアイディアを掘り下げ、自分なりのオリジナリティの付加価値をつけることをアイディアとして考えたほうが良いと思います。

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これ、起業に必要?

起業するにあたって本当に必要なもの。

 

それは覚悟です。

勘違いしないでほしいのは、

『事業に失敗して一文無しになる覚悟』ではありません。

 

・クライアントが無くなりそうな時。

・運転資金が底を付きそうになった時。

・従業員が退職を申し出た時。

・3ヶ月先の見通しが立たなくなった時。

 

これらは起業して社長になると出くわす状況の一部です。

こういった状況にも冷静になれる覚悟が必要です。

逆に言えば、これらのことが起こったときにでも冷静に対処できることが出来れば、なにも問題はありません。

でも僕らは生身の人間ですから、このような状況に陥ったら普通は動揺しますよね。

 

なので、覚悟が必要なんです。

こういうことが起こる場合もあるよ。という覚悟なんです。

どんなことに直面してもそれを対処できなければ、『優れた経営者』ではありません。

例えば何らかのお金に関する問題に出くわしたときは、

・借り入れの準備

・売掛金の早期回収

・経費の見直し

この3つを早急に実行する必要があります。これらにはそれぞれ覚悟が必要ですよね。

例えば、借入金には連帯保証人になる必要があります。売掛金の早期回収にはクライアントに対して恥を偲ぶ覚悟が必要です。
経費を見直す時、場合によってはスタッフを解雇する必要があります。それを言い出す覚悟です。

 

もちろん、事業をしていく上でなれていくこともたくあんありますが、最初にある程度覚悟を持つことが大切です。

なぜなら、すべての恐怖は無知から来るからです。

 

さて、いかがでしたでしょうか。

以前と比べると資本金も含め、非常に起業しやすい環境だと言えるでしょう。

 

起業しようか、迷っているかたはぜひこの記事を読んで見てください。
3分くらいで少しスッキリします。笑

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