今回はビジネスアイディアの出し方、考え方を記事にしてみました。
ただ、初期のころの考え方と比べて、途中から考え方自体が変わりました。
ビジネスアイディアの基本的な考え方
僕のそもそも論ですが、ビジネスアイディアはゼロから考えてはダメです。
ゼロから考えいるというのはどういうことかと言うと、
『今まで誰もやっていないもの』を考えるということです。
これは、はっきり言って無理だと思います。
極端に言うとエジソンレベルです(笑)
まぁこれは冗談ですけど、発明したいという場合は別ですが、
自分でなにか新しいビジネスをしようと思った場合に
『今まで誰もやっていないもの』
という視点からビジネスアイディアを考えるのはやめたほうが良いですね。
ではどうするか?
ビジネスアイディアの基本は『+ソリューション』
ビジネスアイディアは+(プラス)ソリューションってどういう意味でしょう。。
『+ソリューション』の具体的事例
鉛筆に消しゴムをつけた。2つのものを1つにまとめたソリューション。
今は当たり前になっていますが、昔それらは別々でした。
1858年にアメリカ人のハイマン・リップマンは、デッサンしている時に、
すぐに消しゴムがどこかになくなってしまうことを面倒に思い、
鉛筆に消しゴムをセットすることを思いついたのが最初です。
1+1=New 1
のようなすでに存在する2つの商品を1つにするアイディアはハイマン法とも言われ、
アイディアを考える際の王道的な考えです。
消しゴムを角だらけに。ひとつのモノのいいとこ取りをしたソリューション。
これは『消しゴムの角が丸くなると、消しづらい』という課題を解決した
コクヨの『カドケシ』のプラスソリューションです。
この消しゴムの特徴は、通常4つのカドが28個のカドを作ったアイディアとデザインです。
実際に使用してみると、新しいカドで消すときの感覚を何度も体験できるすぐれものですね。
これも大ヒットしたプラスソリューションです。
ぐるなび → 食べログ → Retty。『これがあったらもっと良い』的 進化型ソリューション
これはWebサービスの進化型ソリューションの例です。
これらのサービスを細かく比較するとページがたくさんできてしまいますので、
ここでは端的に
ビジネスアイディアのソリューションに関してのみ記載しますね。
まず、食の情報ポータルサイトとして1996年に『ぐるなび』がスタートしました。
これはインターネットで全国の飲食店が検索できるサービスの草分け的サイトですね。
このサイトに対して「もっとユーザーの口コミが合ったほうが信頼度が高いのでは?」という
プラス『これがあったほうが良い』という進化型ソリューションの
ウェブサービスが2005年にサービス開始した『食べログ』です。
先述したぐるなびが店舗主体だったのに対し、食べログはユーザー主体にして、
ユーザーからの口コミをメインにしていき大ヒットしましたね。
その後、その食べログをもとに『もっと信憑性を高めたほうが良いのでは?』という、
さらに進化型ソリューションを提供したのが
実名制口コミのRettyです。
このように、Webサービスに関しても、これまでにあるサービスに
『さらにこの機能がついたら便利なのに』という感覚で考えると
新しいビジネスアイディアは湧き出てきます。
(世界初のノート型PCは東芝のダイナブックだそうです。)
+ソリューションを考えるコツ
もちろん考案することはできると思いますが
かなり時間とその検証が必要です。
世界では同じことをすでにしているひとが必ずいます。
こんなこと普段絶対考えないですよね?
『当たり前』だと思っちゃうと考えないんです。
僕が25歳の時に住んでいた木造アパートの部屋には、ありとあらゆるとことに
『Think!』という紙を貼っていました。つまり「考えろ!」ですね。
トイレやお風呂、テレビの横やキッチンの壁、それこそベッドの上の天井までです(笑)
このように『考えグセ』が『疑問グセ』になっていき、
『あれがああだったら、もっと便利じゃん?』て考える癖が付きました。
おそらく、消しゴム鉛筆もカドケシもノートPCも食べログも、そんな感じだと思います。
最初は意識して身の回りのものに対して考えるだけでも、全然違ってきますので、興味があれば是非やってみてください。
するとビジネスアイディアなんてたいしたこと無いってことがわかります。
その後は、そのアイディアを検証して、ビジネスにできるか確認するだけです。
新しいビジネスアイディアが出たらフリーランスで独立するのも1つの選択です。3分で読めます。
橋本荘一朗これまで様々な分野で16社を設立し、セールスプロモーションの会社で年商50億円を達成した僕が、独立・起業、転職を応援・勧めるブログです。今回はフリーランスで成功するコツに関して記事にしていきますね。[…]
是非、ご体感あれ!
ちなみに