そんな人もたくさんいると思います。
でも、結論から言うと、自分のオリジナルの起業アイディアなんてなくても成功します。
誰かの技術に『超』関心を持つことによって。。。
人の才能は自分のもの
いきなりこれを書くと
『お前はジャイアンか!』と言われそうですね(汗)
ということではなく、『人の才能は自分の商材になる』ということなんです。
ん?
どういうことか?
まずは人の才能や技術をじっくり観察する。
周りの友人で、自分にはできないような才能や仕事をしている人、いませんか?
例えば僕の例で言えば、僕は電気関係、つまり電気回路の設計、デジタル設計、Webプログラミング等の技術は皆無(かいむ)です。
で、僕の友人、韓国人のソル君とソン君は、電気回路の設計、デジタル設計、Web設計が得意で、当然それを仕事にしています。
最初は彼らのやっていることが全くわからなかったし、興味もありませんでした。
ところがコミュニケーションを重ねるうちに、
次第に『何をやっているのか』がわかってきました。『何をやって儲けているのか』がわかってきました。
次に、どのような『人・会社』が『彼らの仕事』を求めているのかも理解できました。
と、
ここまではよくある話です。
ここから北斗神拳のようになります(笑)
へ?どういうこと?
新しい営業チャネルが増える。『電気回路の設計?余裕でできますよ!』
もちろん、相手の技術を見ただけで会得できるわけがありません。
ただ、面白いのは
『人間は唯一、人の経験を、さも自分の経験のように人に語ることのできる動物』ということなんです。
例えば、以前人から聞いた怪談話を、『別の人に自分のネタ』として話すことありませんか?
これをビジネスのセールストークと置き換えてみてください。
彼らのサービス、セールストークを自分の言葉に言い換えて見るんです。
そうすると、僕の友人のソル君の会社のサービスは、このときから
『僕の会社のサービス』になるんです。
自分自身には、その技術やアイディアがなくても、その技術やサービスの概要をきちんと理解していれば
仕事として受注することができて、それを友人に発注することで、双方に利益がでますよね。
ここの僕の実例では『僕が営業』で『友人が技術』という分け方をしました。
『商社』って、基本的にはこの考え方です。
もちろん、ソル君の会社に100%外注です。
レベニューシェアを提案しよう。
突然ですが、『レベニューシェア』って知っていますか?
もし知らない人がいたら、是非頭に入れておいてほしいワードです。
端的に説明すると・・・・
一緒に分担して仕事をし、それで得た収益を分かち合おう
というものです。
一般の仕事の仕方が『業務の委託型』に対して『成功報酬型』というイメージです。
具体的な例で書きますね。
例えば僕がある『アプリの企画』を考えたとします。これまでにない面白いアプリです。(ゲームでも良いです)
さて、企画はあるけど、開発技術がないので、作れるわけがありません。
アプリ開発会社に外注したら数千万はかかりそうだし。。
もし作ることが出来れば、儲かるのに。。。。
さて、そんなときは『開発できる人』にレベニューシェアを持ちかけるのです。
『僕のアプリの企画を開発してくれないか?収益は折半しよう!』
僕は、企画、そして開発中はディレクション、つまり常に方向性の指示を出します。
一方、開発チームは開発に集中します。
無事にアプリが出来上がったら、ストアに申請すればスタートです。
レベニューシェアを持ちかけられた側は、委託型と違って、
『100%開発費が回収できる保証』はありませんが、
『アプリの課金が上手くいけば、委託開発の数倍〜数百倍』の収益になる可能性があります。
一方、企画を持ち込んだ側は、普通は必要な開発費用が一切かからないという大きなメリットがあります。
企画側にとってこのメリットはとても大きいので、レベニューシェアを持ちかける相手を納得させるだけの企画力は必要になります。
すでにあるモノのパクる?パクる。
アイディアの話に戻ります。
アイディアがなくても成功するチャンスはたくさんあります。
見出しにあるように『パクる』んです。
いや、正確に言うと
『焼き直し』です。
例えばすでにあるサービスを改良して新しいサービスを作ったら、これはお金になります。
改良ということは、以前より『良く改変されている』ということです。
例えば、さまざまなウェブサービスがあります。
zoomやskypeのようなウェブサービス、またこれらを利用したオンラインキャバクラのようなサービス。
すでにたくさんあります。
これから、どんどんこのよううなリモートサービスは浸透していくと思います。
ではこれらのサービスを改良する企画を立てた場合はどうでしょう。
え?二番煎じは不利でしょう?って?
実は二番手、三番手のほうが有利な場合が多いのです。
アイディアがなくても起業して成功するチャンスはたくさんあります。
そもそもゼロベースで事業アイディアの構築はすごく難しく、発明家レベルの発想が必要になります。
であれば、今あるサービスを『改良』すればよいのです。
改良するときのポイントはズバリ、ユーザー目線、ユーザーファーストに徹底することです。
いまあるサービスを使っているユーザーをペルソナとし、
『もう少し○○が□□だったら、もっといいのに』というところを徹底的にフォーカスし深堀りします。
それを改良ポイントのメインにします。
ちなみにWindowsはmacをコピーしてUIを改良してリリースし、世界シェアNo.1を取りました。
次に、そのサービスが有料であれば、さらにチャンスです。
既存のサービスより、『改良したさらによいサービス』が100円でも安く提供できれば
サービスの乗り換えをするユーザーの割合も、認知が高まれば徐々に増えてくる可能性が高いと思います。
そして、そのサービスをレベニューシェアで作ってみたとしたらどうでしょう?
初期費用も必要なく、すでに成功しているサービスの改良版、ユーザーファーストの条件。
もうやるしか無いですよね!
起業をするにあたって、意外といつ用の無いものと、最低限必要なものを以下の記事にまとめています。
橋本荘一朗これまで様々な分野で16社を設立し、セールスプロモーションの会社で年商50億円を達成した僕が、独立・起業、転職を応援・勧めるブログです。今回は起業する際に必要なもの、必要ではないものについて記事にします。[…]
まとめ
①人の技術やサービスを自分の営業チャネルに加える。
②レベニューシェアを積極的に提案する。
③アイディアはすでにあるものを改良する。
不況な時代で、転職もままならなければ、フリーランスで独立、もしくは起業をオススメします。
皆さんのお役に少しでも。。