ものづくりの経験がまったくない僕が、いろんな問題にぶち当たっては乗り越えて次へ進む記事です。
※このシリーズの記事は通常の記事文章と違い、『非常に口が悪い』ですので悪しからず。
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三次元測定よりも・・・・?
さて、畑精密工業の社長から『三次元測定をしてCAD図面化』という思わぬ情報をいただいてから3日後、
E金属という会社を訪れます。
受付で
3階の会議室へ通され、暫し待ちます。
少しすすると、沼田さんが現れました。50代前半の気の良さそうなおじちゃんです。
電話でアポをとった経緯話しながら、持ち込んだ鞄の紙モックアップを机の上に広げます。
いっそのことゼロベースで書いたほうが早いと思います。
うっそ!
ほんとか〜い!
ようやく、アルミの削り出しフレームを作るためのスタートラインにたどり着きました。
とりあえず紙製のモックを沼田さんに渡して数日後に連絡をいただくことになりました。
図面の問題はひとまず解決。
ハンドルのデザイン
同時に
次はハンドルのデザインです。
ひとえにハンドルと言ってもいろんな種類はあるのですが、概ねブリーフケースのハンドルデザインは似たり寄ったりです。
プラスチック成型だったり、革を巻いたものだったり。。
これにもこだわりたい。ハンドルも鞄の顔の1つでないかと考えます。
で、考えます。
これが、なかなかグッドなアイディアが浮かばないので、
とりあえず、東急ハンズに行って、紙粘土を0個程買ってきました。
これは、成人男性の手の握り型を採るためです。
実際に握る形を視覚的に理解すれば、その形状のベースも自ずと決まってくるのではないかと思ってのことです。
そこで、成人男性 約10人の握り型を取って、先日のE金属にて三次元測定をしました。そこでそれそれの重なり合う点を平均基準点として1つの握り型のデータを作りました。
さて、それにデザインを施します。
鞄のイメージはアルミのフレームに本皮を貼っていきます。
ハンドルも意匠的にそれをなぞっていったほうが良いのはわかっています。
いくつかデッサンを描いて、ベースを工作していきます。
コルクに巻いた革の上に、フィン状の金属をかぶせます。
この形が成人男性の握り型をモチーフにしたものです。
これをベースに何度も修正を加え、3D CADで形状を確認しながら作りました。
そして、最終的に完成したものがこちら。
このハンドルもアルミブロックからの削り出しです。
手作りモックのイメージより、さらにスリットが深くなり、美しく交差しています。
我ながら美しく機能的に、そして独創的な形が生まれました。
これもアルミ削りだしです。
さて、パズルのピースが埋まってきました。
残るは大物は
・ロック機構の構築
・革
・アルミ削り出し加工
というところでしょうか?
全てはE金属の沼田さんの図面待ち。。。。。
続けてどうぞ!
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