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【必読】アパレルで起業したい人。コケない方法教えます。

橋本荘一朗
これまで様々な分野で16社を設立し、セールスプロモーションの会社で年商50億円を達成した僕が、独立・起業、転職を応援・勧めるブログです。今回はアパレルの起業について記事にします。
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アパレルで起業するのが夢です。
ハードルは高い?
成功するコツは?
服が好きな人にとって、アパレルで起業するのは夢ですよね。
自分が好きな服や小物のデザインをして、それを世界中の人が着てくれている、
もしくは道行く人が自分の店のショッパー(紙袋)を持っているところを想像するととてもワクワクしますよね!
これからアパレルで起業しようとしている人は事務所や店舗の物件を探したり、
服のラフデッサンを書いている人もいるかと思いますが、
ちょっと待った!
実はアパレル起業には失敗する確率が多く潜んでいるんです。
つまり、かなりリスクが高いのです。
そういう僕もかつてアパレルで2回ほど起業しましたが、いくつかその罠にハマってしまいました。。。
今回はその経験も含めて、記事にしたいと思います。
でも、安心してください。
ちゃんと履いてますよ!・・・・ではなく、
リスクの少ない方法も最後にお伝えします。

アパレル起業が高リスクの理由5選

以下にアパレル起業にまつわるリスクを作業順に書いてみたいと思います。

企画に時間がかかる。つまり、無収入期間が長い。

当然業界の方はわかると思うのですが、企画(デザイン等)には時間がかかります。それは素材や部材の選定も入りますので、思ったよりも時間がかかります。
その後、サンプル、量産、販売という流れになりますが、販売までの時間がどんなに早くても6ヶ月はかかると思います。
その間、無収入で耐えられるだけの体力が必要になってきますね。

生産工場を見つけること。実はとても大変。ロット数の問題も。。。。

多くのアパレルメーカーは海外、特にアジアで生産しています。理由は2つです。
まず、国内の人件費は高いということ。それと国内の縫製工場自体の全体数が少なく、労働者も少ないということです。
実際、受託する枚数、品数も海外に比べると極端に少ないので、実は技量も海外のほうが高かったりする場合もあります。
こなす数が違うので、当然ですね。
で、海外工場です。
ベンチャーで起業する場合は、ファーストロットは千単位では難しいと思いますので小ロットに対応してくれる工場を探さなければなりません。
一般的に中国は安いイメージですが、最低ロットが数百という工場が多いと思います。
そうするとフィリピンとかベトナムになると思います。
そもそも、フィリピンやベトナムの工場の情報はWebでも極端に少ないと思います。
もちろん日本企業が仲介している場合もありますが、実際は手数料が高く付き、あまりメリットがありません。
仮にロット数を低く抑えられたとしても単価が高くなる可能性があり、それが上代に反映されますので、ここも慎重にならなければいけませんね。
また、海外の工場の場合は費用の半金を前金で支払わなければならない場合もあります。
海外の工場を探す方法は別のブログに詳細を書きますね。

輸出入に関するさまざまな諸問題

無事に海外で工場を確保し、サンプルや量産品を作ることが出来たあとは、日本に品物を送らなければなりません。
そこで登場するのがクーリエと呼ばれる国際貨物業者です。一般的にはDHL,FedEx,UPSなどが有名です。
しかし、各社によって料金はまちまちで、アカウント登録にも少し時間がかかります。
次に税関です。INVOICEと同じ内容の品物が入っているか、関税は的確か。などです。
特に関税に関しては自分でコードを調べなければならないので、少し面倒です。

販売場所の確保問題。実店舗? EC?

すでに独立する前から取引先を確保してあれば、ここはある程度問題ないとおもます。
問題は初めてアパレルで起業する場合です。
販売先は大きく3つあります。一つは自分でお店やテナント出店すること。2つ目はセレクトショップやECショップに卸すこと、
3つ目は自社ECもしくは楽天やAmazonに出店することです。
1が可能なら特に問題はありません。
2の卸先ですが、新規の卸先を開拓するには2択あると思います。一つは知り合いの同業者に卸先のバイヤーを紹介してもらう方法です。
もう一つはファッション系の展示会の出展しバイヤーを獲得することです。
これにはある程度費用がかかりますし、『絶対』に取引先が見つかるという保証はありません。
また、初の取引の場合は卸値は上代の5掛けの場合が多いので、このあたりも原価と卸値を想定した上代設定に注意が必要です。
3つ目のECですが、これが一番ハードルが低いと思われます。
当然売れたときには手数料が発生します。また、それぞれのサイトの中で広告を打たないと、たくさんの商品に埋もれてしまいます。

在庫を抱える問題。さぁ、どうしよう・・・・。

おそらく一番の問題点はこの在庫問題だと思います。在庫をおいたり、検品、出荷作業する場所を確保しなければなりません。
また、シーズンを終えた在庫は早めに処分をしなければなりません。実にこれが厄介です。
在庫を処分する方法は2択です。一つはセールで売ること。それでも売れ残ったものは在庫処分業者に売ることです。
しかしこれが実に残酷です。エグいです。上代に関わらず1アイテム100円とかダンボール1箱数百円です。
その買い取られた商品はどうなるかというと、タグを張り替えられてニッセンや海外に売られます。
・・・・・。悲しくないですか?
さてこれが想定される代表的なリスクです。

結論です。

資金に余裕があれば、着手しても良いが、個人はやめるべき。

ここに書いていなかったリスクには他に必要な費用が山程あります。
人件費や広告費、サンプル費など実際に作る費用以外にかなり費用がかかってきますね。
じゃあ個人のアパレル起業は100%諦めたほうが良いのか?
ということですが、実はそんなことはありあません。
方法はあります。Yeah !

低リスクでアパレルで起業する方法

裏技一択です(笑)
Alibaba.com(アリババドットコム)ってご存知ですか?
amazonの中国版のような感じですが、一つ違うのは「B to B の商品の卸業」のような感じがあります。
一応日本語にも対応しており、様々な商品が低価格で1個〜数千個単位で購入することが出来ます。
一例を出しますと
これは不織布で出来たバッグですね。エコバッグにもなりそうです。
これにオリジナルのロゴを送ってプリントしてもらって
一枚あたり
15円!
15円ですよ! この商品はミニマムオーダーで1,000ですが、それでも15,000円ですよ!
もちろん多少の輸送費はかかりますが、それでもこの値段です。
おしゃれなロゴを作って仮に300円で販売したとして、経費を差し引いても250,000円前後の利益が出ます。
これはTシャツです。
ミニマムオーダーは100枚、1枚あたりロゴ入りで230円くらいです。
もちろんもっと安いのもたくさんあります。
これであなたは明日からTシャツ屋さんです。
スニーカーにロゴを入れて仕入れたら
はい、靴屋さんになりました!(笑)
それも一足300円!
いかがでしたでしょうか。
つまり、自分がメーカーやブランドを作るのは非常にリスクがありますが、自分がセレクトショップになるのは低リスクで非常に簡単です。
バイヤー的視点で、「これは売れる!」という商品を何万点の中から探して、ミニマムロットで輸入すればほぼノーリスクです。
実際に原宿のラフォーレに出展しているアパレルブランドも
一部の商品はすべてこの方法で仕入れています。
さて商品を手に入れたらそれらを撮影してECサイトで販売しましょう。
特に写真は丁寧に、自分の好きなブランドのHPを参考に似たようなシチュエーションで撮影するのが良いと思います。
無料で始められるECサイトで僕のオススメは
1.Shopify
2.  BASE
3. カラーミー
この3つです。
また、起業したいけど、少し悩んでいるというような方はこの記事を参考になさってください。
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