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転職してはいけない業界ワースト3

橋本荘一朗
こんにちは。今回は転職を考えている人たちに、
『ちょっと待った!この業界に転職しようとしてたら要注意』というテーマで記事にしてみます。
悩み人
今までと違う業界に転職しようと思っています。なにか気をつけておくことは?
僕がこれまで経営してきた会社にもたくさんの人が転職で入社してきました。
多くの人の転職の理由は
・もっとやりがいのある仕事がしたい。
・もっと収入を増やしたい。
・職場環境を変えたい。
というものだったと思います。
転職は上手くいけば自分自身がかなりレベルアップしますし、収入を増やすチャンスでもあります。
ただし、うっかり業界・業種を間違ってしまうと大変です。
今回は僕の感覚とデータでみる『転職してはいけない業界 ワースト3』を記事にします。

B to Cの営業職

これは具体的にはどういう職種かというと、営業先が法人ではなく個人ということです。
例えば、投資の営業、保険の営業、土地活用の営業など、とにかく相手が個人の場合です。
これらの職種は求人媒体に高収入をうたっていることが多く
『自分のライフスタイするに合わせて働ける。』
『大幅な収入アップが可能!』
などと書いてあります。
この職種は概ねテレアポから飛び込み営業をする場合もあり、給与体系はほとんどがフルコミッション型、つまり完全歩合制です。
ということは『成約しないとまったく稼げない』ということです。
この職、当然離職率も高く、離職理由としては、
・お客様からのクレームが多い。
・テレアポ、飛び込み営業が多い。
・会社自体が体育会系。(パワハラ系)
というのが多く上がります。
うーん、確かにこうかいていると改めてあまりオススメ出来ません。
それでもあえて『フルコミッションの個人営業』に向いている方はこんな人です。
・接客や販売の経験者でコミュニケーション能力がある。
・ある意味、一晩寝たら昨日のストレスを忘れることができる人。
・誰に何を言われても何も気にしない人。(ぬかに釘)
こんな人であれば、運が良ければ契約もとれ高収入に繋がる可能性はあると思います。
ちなみにこの記事は2019年の記事ですが、同じフルコミッション営業のパワハラ記事です。
kanpo life insualance
これ、パワハラを超えてますね。。。。
同じ営業職に転職するなら、断然『法人営業』をオススメします。
法人が営業先だと扱う金額のバジェットが大きいので、ある程度大きなスケールの仕事をすることが出来ます。
また、他の部署とチームワークを感じて仕事をする、部署間のシナジーを感じて仕事をすることも出来ますし、
コミュニケーションも面白いと思います。
また余談ですが、営業先の法人に転職したという例もたくあんあります。これも法人営業ならではのことですね。
ということで、営業職なら絶対的に法人営業を進めます。

飲食業界

まずデータ的な結論から言いますと、離職率はダントツ1位です。
データ的には1/3以上の人が3年以内に退職してしまう業界です。(厚生労働省発表)
JOB CHANGE
確かに、お客様とじかに接することのできるサービス業、そして衣食住の1つを賄っている重要なポジションだと思います。
しかし実際には
・お客様からのクレーム対応がきつい
・労働時間が不規則で長い。
・給料が安い。
というような現状があり、飲食業界は全般的に離職率が高くなっています。
掘り下げると、飲食業界は仕事の幅が思いのほか少なく、実際に任される仕事があまり変わらず
その後のキャリアアップを見込めないことが多いということもあります。
将来を考えたときに「自分の未来像が見えない」という『?』がでてきて、結果転職してしまう人も多いと思います。
ただし、逆に考えると離職率が高いということは、
上手くいけばポジションアップも早いということです。
未経験でも将来は絶対に幹部に上り詰め、マネジメントに携わりたいというひと、
また、調理など具体的な技術を会得したいとうのであれば、
考えようによってはチャンスのある業界だと言えます。
このほかにもアミューズメント業界、医療業界、など離職率の高い業界はほとんどがBtoC向けにサービスを展開する業界です。

あからさまに高収入をうたう営業職

これはワースト3にも書いたB to Cの最終(最悪)バージョンです。
これはどういうことかと言うと、たまに求人媒体でみかけるこのような文面、見たことありませんか?
資産運用コンサルタント(資産運用アドバイザー) 新規チーム
月給40万以上 + 契約歩合 +各種手当・報酬
※平均月収100万円以上 年収2,000万円以上も可能
はい。
結論から言うと、実際にこの月給を確保することは可能です。
これはっきり言ってです。
まともな営業職ではないことは確かです。
確かなのは
主に高齢者を対象にしたマンツーマン営業で、何らかの商材を売る(もしくは投資)ものです。
まず、テレアポリストでアポをとり、伺った先で投資に対する魅力つまり利回りや権利などを一生懸命説明します。
例えば、商材か仮想通貨だった場合、
『この仮想通貨に今投資すれば3年後に100倍の価値になります。つまり、300万でコインを購入すれば3年後に3億円で売れます。』
というようなうたいもんくです。
あるわけないんです。そんな甘い話。
もしそんなに美味しい話が事実であれば、そんな情報を他人にゆずらず、自分たちで投資しません?
普通に考えたらそうですよね?
普通に考えたら怪しいセールストークになるんですが、事前の研修でクロージングトークを何度も繰り返し練習させられるんです。
実際に営業が来た後に、『この話は怪しい?』かどうかはネットで調べればすぐに分かることなんですが、
高齢者などのネット弱者はそれすら確認することができません。
で、最終的によくあるのが
『価値が100倍になるなんて言ってません』と言われ、途中解約すると『違約金がかかる』ということになり、
満期まで解約できないようになっています。
そして満期が来ると『再契約』をしつこく迫り、最悪会社は金融関係の法律で引っかかり業務継続が不可能になります。
いくら高収入でも、そんな営業したいですか?
もちろんすべてがそうだとは言いませんが、個人相手の営業で高収入を得るということは、
その種銭をお客さんの高齢者から搾取していることになります。
不況になればなるほどこのような営業の求人は増えてくると思いますが、
言うまでもなく離職率も高く、体育会系のパワハラやモラハラは当たり前の職場だと思ってほぼ間違い無いと思います。
さて、今回は僕の私見ですが、転職してはいけない業界業種ワースト3でした。
なにかのご参考になれば。。
こちらの記事もよかったら読んでみてください。3分で読めると思います。
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